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新潟県新発田市の高橋建具製作所は、簾戸・格子戸など、和室・茶室建築の建具をオーダーで製作いたします。

■簾戸 〜現代の生活に〜detail



簾戸を現代の生活に素敵に取り入れている事例をご紹介します。

簾戸の取材レポート@ レポートA 

 簾戸取材レポートA


簾戸を納品させて頂いたお宅へ、ホームページ担当の五十嵐が、取材をさせて
もらいました。レポートAは、横浜の興津様のお宅で伺った話をご紹介します。


若い時は、夏の一つの風景として簾戸を見ていました。


奥様の浜松のご実家で、簾戸をつけていたそうです。

「若い時は、夏の1つの風景として自然に見ていました。
家をたてる時、それが脳裏にあり簾戸を入れたいと思い
ました。
その時は、簾戸の入手先が
わかならなくて諦めましたが、昨年、
改築をする時、長年の想いが叶いました。」

「義理の父親から、知らないうちに日本の伝統を教えられたの
ですね。」とご主人様。


 (料理上手の奥様がピザを作っているところ)


暑いさなかに一瞬 吹き抜ける涼しい風

「密閉された空間でエアコンをつけていたのでは、決して感じることのできない、暑いさなかに一瞬吹き抜ける涼しい風。風の通り道が用意されてこその束の間の至福。

一期一会の風!

緑を伝わってくる風は、自然で季節感があります。

簾戸は、エアコンのようなモーターの騒音がなく、
しのびやかに『涼』を演出してくれるのもいいですね。」と奥様。

 
猛暑だった昨年の夏も、クーラーは数えるほどしか使わなかったそうです。となりの和室からリビングにいい風が入ってきます。


百年後に、想いをはせています


「この簾戸が、息子達に代々、物を大事にするという気持ちと共に
受け継がれていく。
そんな百年後に想いをはせています。」
と奥様。


簾戸は、百年以上持ちます。時が経った方が、すだれも木枠の杉の部分も、色に深みが増し良くなります。

興津邸に使った萩は、現在とても希少でこんなにきれいな素材が
あった事が、この簾戸を通して伝わっていけば作り手としても
大変うれしいです。


 「使い捨てのものが増えてきましたが、古い物に手を入れながら暮らすのは気持ちが和みますね。」とも。


簾戸のデザインを、何度も検討した事を思い出しました。
良く吟味して作り、大切に使う。とても素敵な興津さんのライフスタイルを、お手本にしていきたいと思いました。



シンプルな中にも高級感があり、そして、モダンでもある。
興津様の雰囲気にぴったりの簾戸ができました



夏季以外は、簾戸をタンスの脇に収納しているとの事。
布団袋で作った手作りの収納袋がおしゃれです。



興津さんは、3年前に、簾戸を探している工務店さんからお問合せを頂いたのが出会ったきっかけです。
いつもニコニコ優しい旦那様とお料理上手な奥様。
モダンな室内に、古い箪笥がセンス良く置かれています。
美味しいピザを頂きました。食後に、高橋建具のものづくりと似ているね、という話からBSのイタリアを紹介する『小さな村の物語』のテーマソングを一緒に聞きました。
優しいメロディーが忘れられません。素敵な時間をありがとうございました。